がん治療に効く

温熱療法の今後の動向について

温熱療法とはがん治療に高い効果が得られる治療方法で、主に二種類の治療法があります。一つは全身温熱療法でもう一つは局所温熱療法です。よく行われているのはマイクロ波や電磁波による局所温熱療法です。この他にも食道や子宮といった体内にある空間に器具を直接差し込んで温めるという方法もあります。特にがん細胞に対しては41度以上で効果が現れるといわれています。温熱療法は放射線治療や抗がん剤治療と併用して行われています。さらに温熱療法はがんの末期症状で顕著に現れる痛みをとる効果があると言われています。90パーセント以上という高い確率で鎮痛効果が確認できており、今後も引き続きがん治療において温熱療法が広く利用されると推測されます。

治療を受ける際の注意点

温熱療法を受ける際にいくつかの注意点があります。がん治療に効果があると言われていますが、毎日続けて治療を行うとがん細胞が熱に対して耐性を持つようになってしまいます。そうするとこれまでのような高い効果が得られなくなってしまうため、3日ほど間隔をあけて治療を受けることがおすすめです。一般的には、週に1度から2度の治療が多いと言えます。また副作用が伴う場合もあります。やけどや痛みの他に、高周波による治療では体温上昇などの症状が現れることがあります。温熱療法は主に脳腫瘍や食道がん、乳がんや大腸がん、膀胱がんなどに多く利用されています。ここで挙げた注意点に気をつけながら、効果的な温熱療法を受けたいものです。